また川土手

昼食とってから川土手読書に出かける。昨日の吹奏楽女子は不在。ひとつ手前の橋のたもとには、アコギ抱えて歌ってる女子と隣で寄り添ってる女子の二人組がいた。川土手は読書派より音楽派の方が主流なのか。オリジナルかカバーかは不明。

「数は科学の言葉」第三章「数の伝説」。三角数・四角数とか初めて知った。面白い。面白いのだが急激な眠気。デイパックを枕代わりに斜面に寝転ぶ。文庫をアイマスク代わりに顔に載っけたら意外と悪くない感じだけれど気持ちよく眠れるってほどでは……などと考えてたら、誰かが空き缶を蹴飛ばしたような音でハッと目が覚める。あら寝てたのか自分。なんか気分がすっきり。第三章読み終えて撤収。

明日は月一回の通院で街へ出るので、ついでにもう一つの退職金定期を作成する予定。前回は会社から退職金を振り込んでもらう普通口座を作成するだけでえらく待たされたので、事前に電話予約。コールセンターで要件や口座番号伝えて、今度は当該支店に繋がれて、時間の希望伝えたら「担当から折り返します」。ちょっと面倒くさいな。5分くらいで電話があって希望通り予約完了。街で昼食を取れる時間なので、良さげな店をネットで少し探す。

夕方から六畳間片付け続き。
書籍以外の入った段ボール、仕事資料類の箱を開ける。前々回の引っ越し、つまり前世紀からの荷物なので何か迷ってなかなか手を付けられなかった。
三十歳前後の仕事の資料が次々。仕事用電話帳、小型ノートに一ページづつ五十音を割り割って手書き記入してる。ワープロは使ってたけど印刷は感熱紙がメーンでこういう資料は手書きだったのだな。自作の資料類、なんというか力みまくった文章が何というか。名刺もやまほど。当時、名刺交換した相手は大半が年上で、そのうち何割かはもうこの世にいないのだろう。
段ボール解体業1個分、実働は全部合わせて1時間弱。

「数の伝説」にあったピタゴラス数を単純なループで出力する工夫も何もないプログラムを手すさびに書いてみる。三桁までで1000以上の組み合わせが一秒足らずで出てくる。コンピュータってすごーい、という昭和の小学生みたいな感想。